叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

やられたらやり返す


やられたらやり返すようではいけない。


やられてなくてもやり返さなければならないし、場合によってはやられてもやり返してはいけないのである。


自らの行動は、あくまでも自分の行動原理に従って起こすべきだ。


生きても生きても、納得のゆく生を送れるように。


もちろん、その行動原理が反社会的であったり、倫理に悖るものであったりしてはいけないから、その為に人間は修養を積む。


言いたいことを我慢する、腹の立つことを我慢する、泣きたいことを我慢する。


最近は、何もかもを本音で!という風潮があるけれど、そういうことは、修養に修養を重ねた人間にしか許されることではないと思うのだ。


修養の足りない人間が本音を晒し合うから、互いに傷つけ合う、収まりがつかなくなる。


大多数の人間は、あくまでも建前の中で生きてゆくしかないことを自覚するしかない。


そうすることでしか、世界は幸せにならないと思うのである。




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