叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

逢いたい人


曇っている。


今更名残を惜しむこともないだろうに、梅雨が居座っている。


前職を辞めて、一年が経った。  


同僚の中に、何人か逢いたい人がいる。


昔から、何か用がなければ誰かに声をかけることをしなかったけれど、そのお陰で生涯の友人なんて人は、数えるほどしかいない。


繋ぎ止める努力をしなければ、人は離れていってしまう。


人間と人間の付き合いは、幾つになっても難しくて、たぶん正解なんて分からないまま死んでゆく。




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