叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

光の色


この前の、リベさんポートレートの続き。

場所は新舞子だと、この前ちゃんと書いていたかしら。


この前載せた写真たち、実を申せば、納得のゆかないものが多かった。

特に逆光で撮ったものについては、空がのっぺりと白くて、爽やかな夏感が感じられない。

しかし、今度戻ってきたフィルムは、2本とも納得のゆく写りをしていた。

明らかにこちらの方が好み。

あの時、少しずつ沈んでいった陽の色がしっかりと表現されている。

最初に使っていたのは、ロモグラフィーの400。

全くの逆光でもしっかり写る。



逆光でなければ、当然何の問題もない。

かわいい。



この麦わら帽子など、凄まじく立体的に表現されていて、吃驚してしまった。

風に揺れるスカートとの対比でそのように見えるのだろうが、こういう写真を狙って撮れるようになりたい。


モグラフィーで撮り終わった後、先に書いたフジの業務用100を2本間に挟んで、最後はportra400を使った。

リベさんは、大体走る。

いや、私が走らせている。



優しい西陽に照らされたリベさんが、大変柔らかく描き出されている。

透き通るような肌が、とても美しい。





最後は橋を渡りながら、何枚か。

大人の休日のクライマックスである。



リベさんについては、もう何度もご一緒しているから特段言うこともないのだけれど、いつも自然体の写真が多くて、私まで愉しくなってくる。

期間工の延長が決まってまだ少しこちらに居られるから、あと何度かはご一緒出来るかと思うとそれもまた愉快である。