久しぶりに名古屋まで来て、ポートレートを撮った。
場所は、有松伝統的建造物群保存地区。
DⅡでのポートレート、久しぶりだったから露出の計算にいちいち時間がかかるし、ピントもやはり見え辛く、ゾーンフォーカスを使うことにも躊躇ってしまって、最後までリズムが悪かった。
それが証拠に、2時間の撮影でフィルムを2本しか使わなかった。
デジタルとフィルムでは写真を撮るペースが変わるというが、情け無くなるほどのまごつきようだった。
ひとりでスナップをする分にはそれでも良いけれど、ポートレートをするにはまだまだ勘を取り戻せていなかったらしい。
馴染みのリベさんだったから良かったものの、これが初めましてのモデルさんだったらと思うと恐ろしい話だ。
ますます数をこなして練度を上げたいところ、この後DⅡはグッタペルカ補修の旅に出る。
今日も撮りながらペキペキペキペキ喧しく、手触りがどうにも良くないので、取り敢えず綺麗になって帰って来てくれると嬉しい。