叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

惑い


昔から、初志貫徹とか、石の上にも三年とか、そういう類の言葉とは無縁の人間ではありました。


それでも、気分屋で、方向転換の激しい人間ではありましたが、一度決めてしまえば、捨て去った選択肢をいつまでも顧みる人間ではなかったはずなのです。


しかしながら、最近はどうも、捨てたはずの選択肢をいつまでも検討して、決められない私を自覚しています。


メリット、デメリットを考え過ぎるのか、それだけ賢くなったのか、ただ臆病になったのか。  


歳を取るとは、受け入れられない変化まで自覚しなければならないようで、イヤになってしまう。


これも、私かと思いますけれど、何か大事なものを失ってしまうような気がしてなりません。


どうしましょう。




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