叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

望郷


長かった連休も遂に終わってしまった。

一体明日からは何を愉しみにして生きてゆけば良いのだろうかと、実に暗澹とした気持ちに襲われている。

仕事をせねばならぬから仕方なく帰ってゆくだけで、本当はもう少し鹿児島に残って近所をドライブしたり、何をするでもなくだらけていたかった。

ただ、そんな生活をあと数日も続ければ飽いてしまう様な気がするし、何よりお金を稼がねば鹿児島で満足に遊ぶことも出来ないのだ。

それに、愛知に帰ったところで特別不快なことが待っている訳でもない。

積極的に仕事をしたいとは思わないけれど、今までの仕事をぼちぼちとやりながら日々をやり過ごしていれば良いだけの話だ。

そんなことは頭では分かっていながらも、旅の後に心がどうしようもなく塞ぎ込んでしまうのは避けられないようで、こんな気持ちになるのならそもそも部屋でぢっとしておれば良かったと毎度後悔してしまう。

辛い時はお酒を飲んで忘れてしまおうということで、セントレア台湾ラーメンとビールをいただいた。

嗚呼、戻ってきたなと思う。

また明日から頑張るしかない。