叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

小傷


愛機のLeicaⅡ型にも随分と傷が増えてきた。

落としたりぶつけたりしたわけではないから、傷といっても擦れたような傷ばかりではあるが、購入した時には明らかになかった傷である。

購入してから僅か10ヶ月にしては傷が付きすぎている気がするものの、プライベートで外出する際は殆ど100%連れ歩いているし、釣りだのサイクリングだのある程度ハードなアクティビティにも持ち出してぞんざいな扱いをしている割には、傷は少ない方だと言えるのかもしれない。

今後も凹みとかガリ傷とかを付けてしまわぬように注意はしつつも、しっかりと使い込むことでブラックペイントが良い感じに剥がれて、真鍮の金色が良い感じに見えてきてくれる嬉しい。

象嵌の文字が剥がれることは全く構わないけれど、まわりが滲むのは格好が悪いからやめていただきたいと思う。

それにしても、機材をころころ変えることについて躊躇をしない私が、10ヶ月も同じカメラを使い続けていることはちょっとした快挙である。

このままあと10年、II型の百歳祝いの日まで使いづけることが出来ればと願っている。