叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

挨拶


来週は遂に友人の結婚式だ。

いつも会っていた仲の良い友人が、そのような畏まった儀式を催すというのは何となく実感が湧かず、いつもと同じ様に、ヤァとばかりにご祝儀すら忘れて会ってしまいそうになる。

大体、結婚式に参列する半分ぐらいは、私が既に見知っている人なのだ。

その友人とは家族ぐるみの付き合いをしていたので、両親は勿論存じ上げているし、新郎が招待した友人も私と共通の友人が殆どである。

新郎新婦が、家族も含めてそれぞれ10人ずつぐらいしか招待しないようなこぢんまりとした式だから、実に気楽で、家族的な雰囲気の中愉しむことが出来るだろう。

懸念すべきことがあるとすれば、これだけ人数が少ないと、貴様何かやれと言われるおそれがあることだが、友人とは古い付き合いだから、これまでの交わりを素直に話すだけで良い。

日頃からべったりと付き合ってきたわけではないが、人生の要所要所で縁が繋がって、気づけば10年の歳月が経っていた。

これまでの感謝と大いなる祝意を、素直に話せたら良いと思う。