叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

始動


工場での勤務が始まった。

朝のバスにやたら人が並んでいて吃驚してしまったのだが、どうも期間工ではなく、新入社員のようだった。

午前中はとりあえず1ヶ所に集まった後、更衣室の場所だの食堂の場所だのを教わって、やることがなくなったら後は自由時間になってしまったから、この日記もその時間を使って書いている。

この辺りは、やはり現場の方が融通が効くというのか、兎に角時間が余っても座っておれ、自習をしておれと言われた先週の研修とは大違いである。

午後からは品質と安全の教育の後愈々職場に配属されて、先輩たちがボルトをどんどん締め込む姿をただ眺めていた。

だから、私自身は未だインパクトドライバーもスパナもレンチも触っていないし、ボルト1本締めてすらいない。

こんな状態でも、一応ゲルトを頂けることは非常にありがたいのだが、肉体労働を全くしていないせいで余計なことばかり考えてしまう。

昨日帰ってきたばかりの旅に、既に出たくなってしまっているのは自分でも苦笑する他ない。

ちょっと、また京都に行きたいね。