昨日盗撮罪のことについて書いたときに肖像権のことについてもある程度調べて、私の撮る写真は解釈によって白にも黒にもなるだろうから、何かを言われるまでは撮り続けようと決意していたのだけれど。
ポートレート界隈で、肖像権云々のあまり宜しくないトラブルを見つけてしまった。
掲載許可を出していない写真をカメラマンがSNSに投稿しており、その写真についてモデルさんから削除依頼をしたがそれに応じて貰えぬと云う。
モデルの言い分とカメラマンの言い分、どちらが正しいのか部外者の私には分からないけれど、勝敗に興味がある。
撮影時の規約に写真公開時にはモデル側の許可が必要と明文化されている場合、それが契約としてどれほどの効果を持つのか、またモデル側が掲載許可を出していない写真をSNS等に公開した場合、何か罰則が適用されるのか。
また、一度モデル側が掲載許可を出した写真について、その後何らかの事情で公開を取りやめて欲しいと申し出があった場合、カメラマンはそれに応じる必要があるのか。
今回の肖像権云々を含め、金銭のやり取りとかドタキャンとか、ポートレート撮影には何かしらのトラブルが絶えないのは、トラブルが起こった時に、当事者同士でなぁなぁで解決したり、どちらかが泣き寝入りしたりすることが多いからのような気がして、今後このようなトラブルを起こさない為にも、一度ハッキリした結論を出してもらいたいと思う。
私の場合は今のところ部外者で、このようなトラブルに巻き込まれないように細心の注意は払うようにするとは云え、相手のあること故いつ巻き込まれるかも分からない。
それにしても、お互いがお互いに気を使うことが出来れば、このようなトラブルも起こるまいと思えば、残念な心地ではある。