日曜日のポートレート、思い返してみても愉快で。
フィルムで撮ると、途端に懐かしさを感じさせる写真になるから、単純に残り少ない期間工生活の思い出作りと割り切って、ポートレートをやるのも悪くないかもしれないと思ったり。
ポーズがどうのとか、表情がどうのとか、シチュエーションがどうのとか、そういうものはあまり考えずに、ただ目についたところとモデルさんを絡めて撮る。
ただ、それならば目についたところをひとりでスナップをしておれという心の声が聞こえてくるのだ。
お前のしていることは、デートカメラマンと何も変わらないではないか、と。
この価値のない思考の決着は、数ヶ月悩んでも付かなかったし、今後付く気配もないし、誰かに相談して解決するものでもない。
一度再開してしまったが故に、またうだうだ悩むことになるが、悩むということは捨て切れずにいる訳である。
どうも、優柔不断が病的になってきたな。