叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

意識朦朧


夜勤の初日は、何度やっても慣れない。


ふらふらする。


最近は夜勤の帰りに素晴らしい朝焼けを拝むことが出来る。


有難い。


そういえば、昨日病院でいただいた診断書の加療経過の中に、ホテル療養ヲセルモ意識朦朧トナリ酸素吸入ヲ行フモ症状改善セズ入院ス、というような記載があった。


よく考えてみると、ホテル療養中に呼吸が苦しくなって、夜中看護師さんに電話をして、では明日の昼から入院しましょうとなった後、私は午前中に看護師さんたちがどやどやと部屋に入ってくるまで目を覚ましていない。


その時は、入院は午後からのはずなのに連絡もせずにやってきたことに対して、腹立たしいとさえ思ったが、多分、私が電話に出なかったから慌ててやってきたのだろう。


全く呑気な話で、これが寮の部屋だったら、私はひとりで死んでいたかもしれないと思うと、今更ながらゾッとする。


眠りが深くてただ起きないだけなのか、体調不良によって意識を失っているのかの違いは、意識を失っている本人は何も分からないのだから、ホテルで療養出来て本当に良かった。


くわばら、くわばら、である。