叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

停滞


毎日毎日、同じことの繰り返しである。

特に腹の立つこともなければ、悦ばしいこともない。

今日は電車を使って宮崎の青島に行こうかと思ったけれど、寒かったし、風も強かったので止めておいた。

青島まで電車を使って片道2,500円、そう言えば、三重から京都までの運賃もそのぐらいだった。

正直なところ、鹿児島から宮崎へ行く2,500円と、三重から京都へ行く2,500円が同じ価値を持つとは思われないような気がする。

鹿児島にいる間に、遠くに出掛けたいとも思うけれど、コロナコロナと家族は喧しいし、いちいち行き先を告げなければならないのも煩わしいし、気勢を削がれている。

ただ読書だけは相変わらずやっていて、これをやらなくなったら愈々私は終わりだと思うから、それだけは多少気合を入れてやろうと思う。

今は頭山満の本を読んでいて、やはり先達の教えを読めば感じ入るところも多い。

それを行動に移せないのは私の悪いところではあるが、将来自由裁量で物事を決められるようになった時のために、思想は幾らでも仕入れておいた方が良い。

人間は思想によって動くのだから。