2022-03-17 匂い立つ 日記 気温が上がってきて、途端に世界が匂いで溢れ始めた。花の匂い、土の匂い、堆肥の匂い。春だ、どうしようもなく。今週は兎に角苛々している。全て私の心中のこと、誰かに何かをして貰おうとは思わない。少し哀しいけれど、もはや数ヶ月の辛抱と自分に言い聞かせるしかないのだ。たったひとつの救いは、カメラが戻ってきた。ピントが合うことは既に確認済みだし、ファインダーの妙な傾きも直っている。完調のカメラを持って、どこへなりとも行ける。