叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

哲学


やはりライカは哲学であるらしい。

今持っているエルマーは開放F値が小さいから、暗いシチュエーション用にもう少し明るいレンズが欲しいのだが、そうなるとズミクロンかズマリットになる。

この2つは古いし値段もなかなかするから、おいそれとは買えず、では他のメーカー、例えばキヤノンとかニコンとか、ロシアのjupiterとかを考えた。

けれど、矢張りライカで撮りたい。

イカで撮るということは、ボディだけでは駄目なのだ。

デジタルならばセンサーがライカであるという詭弁も成り立つだろうが、フィルムの場合はそうはゆかない。

レンズがライカでなければ意味がないのである。

ただ写真を撮るということだけなのに、ここまでうるさくなる考えてしまうのは、やはりライカの魔力だろうか。

マァ、何にせよ、考えるタネがあるというのは良いことだ。