叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

ツァイスゾナー


M10の購入は既定路線になりつつある。

既に白ご飯と味噌汁生活を始めて、遠からず訪れるであろう金欠に備えている。

M10は購入するのは良いとして、装着するレンズについては当分悩むことになりそうだ。

湯水の如き資金があればライカ純正で揃えたいが、Mマウントで50mmのレンズとなると自ずとズミルックスかズミクロンになる訳で、そうなるとレンズ単体で20万円オーバーになってしまうから、これは早々に諦めた。

そうなるとフォクトレンダーかツァイスから選ぶことになるわけで、諸々検討した結果、ノクトンクラシック40mmとゾナー50mmで迷っている。

ノクトンクラシックは新品でも4万円弱という価格が大変魅力的だし、鏡胴が薄く嵩張らず、軽いこともスナップ目的の撮影には非常に好ましい。

ゾナーについては多少値は張るもののまだ許容範囲内だし、何よりその独特の描写に惚れたというレビューを幾つもネット上で見つけてしまって、その内容にどうしようもなく惹かれている。

どちらも良いレンズであることは間違いないのだが、出来るだけ後悔をしたくない私としては大いに悩むところなのだ。

ゾナーは最短撮影距離90cmと、フォーカスシストが発生するという点がネックだし、ノクトンクラシックは焦点距離が40mmだから、光学ファインダーを覗いたときに、50mmのブライトフレームからはみ出た範囲が写るという点が気になる。

マァ、取らぬ狸の皮算用を幾らしていても、実際に買う段階になったらどうなるかまだ分からないから、とりあえず今日はこのぐらいにしておこう。

余りにも悩み過ぎると、いきなりエルマーを買ってしまうこともあるかも知れないから。