よろしくない、よろしくない。
堕ちていく自分を自覚している。
夜勤の週だから、大元気でやれるなんてことはそもそも考えてはいないが、それにしたって酷い。
会話の程度が低いとか高いとか、そういうものは私がどうこう言うべき立場にはないが、相性の合う合わぬはどうしてもある。
自分が元気な時には感じない些細な違和感が、凄まじく拡大されて心に投影される。
それでも、ぢっと心に飲み込んで笑顔で過ごすことが出来ればまだ良いが、私はそうではないし、そうでない私を客観視して自己嫌悪に陥ってしまう。
そっとしておいてくれというのを、屈託のない笑顔で言うことが出来たならどんなにか素晴らしいことだろう。
やはり私は、人間で生きてゆくにはどうにも不都合に出来ているのだ。