叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

足止め

 

朝出かける時は雨は少しも降っていなかったし、その時点では鉄道も全線平常通り運行ということだったから、やはり私は運が良いと鼻息も荒かったのだけれど。

人生、やはりうまくゆくことばかりではない。

知立から豊橋、浜松までは、時折青空さえのぞく中を何の問題もなく進むことが出来たのだが、昨日の颱風の置き土産か、富士山の辺りで相当雨が降っている模様で、静岡駅で完全に足止めを喰らってしまった。

昨日の颱風の中でさえ、名古屋東京間は運休は免れたというのに、まさか今日になってからこんな事態になるとは思ってもみなかった。

新幹線も止まっていたから、幾らお金を積んでも身動きひとつ取れないわけで、静岡駅で本を立ち読みしたり、ラーメンを食べたりして時間を潰す。

新幹線は在来線よりも少し早く、14時半には動き出してくれたが、結局在来線が動き出したのは16時だった。

さらに動き出したのはいいものの、今度は倒木の撤去作業の為に途中の清水駅でまた止まってしまうし、その後も安全確認の為の徐行とやらでのろのろ進んで、結局横浜に着いたのは21時前になってしまった。

今日の日程はそもそも移動だけのつもりだったけれど、まさか本当に一日が移動で潰れてしまうとは。

嗚呼、疲れた。