叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

愛知編


昨日は景気付けに味仙の台湾ラーメンと青菜炒めを食べて、そのままひっくり返ってぐっすり眠った。

朝起きて、どうも風呂屋に行きたい欲求に駆られてが何とか堪えて、素直に豊田市にあるトヨタの寮にやって来た。

入った寮は八畳ほどある上に、テレビとベットもついているし、備え付けの下駄箱や洋服箪笥まで付いている。

床もフローリングで掃除がしやすい。

冷蔵庫がないことが気になるが、受入教育期間の間しか滞在しないから特に困らない。

風呂が共用なのはデンソーと同じだが、ここはトイレも共用になっているから、掃除をしなくて良いのは非常に楽だ。

配属先の寮もこの感じだと有難い。

さて、愈々愛知編が始動した訳だが、漠然とした淋しさに囚われていることは相変わらずである。

新生活に向けた前向きな気持ちなどは微塵もないと言ってよく、鳩尾のあたりが常に意識されるような淋しさを感じている。

満ち足りていたが故に、取り立てて倖せだとも思わなかった鹿児島での生活が、今更のように思い出されてくる。

3ヶ月の間にやりたいことはあらかたやってしまっていて、さっさと鹿児島を出てたいと思っていたはずなのに、もう既に戻りたくなっているのは、お笑いぐさという他ない。

どのような環境にもある程度順応出来るのが私の強みでもあるから、これからについてはあまり心配はしていないし、この感情も今だけのものだと無理矢理に自分に言い聞かせてはいるものの、淋しいものは淋しいらしい。

これはばかりはどうしようもない。