叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

居場所


暇人は眠るより他ない。

外に出ればお金が掛かる。

昨日の酒席は実に愉快だった。

先輩と後輩が4人集まって、3年前の話と今の話をする。

話は大いに盛り上がって、月末に先輩宅でバーベキューをすることになった。

お互い変わらないな、こういう会は何年経っても続けたいなと繰り返す先輩の言葉が印象的だった。

これまでの私は、別れた人たちとの関係を繋ぎ止める努力をしてこなかったし、そもそも離れてしまった場所に私の居場所はないものだと思っていた。

相手の心のうちは分からなくても、少なくとも私だけは勝手にそう思っていた。

だが、お互い敢えて口にしないだけで、本当は相手も私を憎からず思っていてくれたことを鹿児島に帰ってきてから実感している。

私はもう少し放浪していたく、暫くの間はまた疎遠になるだろうけれど、今のこの気持ちを大切にしていきたい。

今の仕事をただ辞めただけでは、この気持ちは味わえなかったと思うと、マァ、悪くない。