叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

雪撮


最強寒波だのなんだのとやたら脅されていた割には、大した雪も降らず拍子抜けしてしまった。

大安の積雪40cmを知っている身からすれば、実に大したことはない。

それでも、やはり南国鹿児島は大混乱で、朝は上り坂でつるつる滑って動けなくなっている車をみんなで助けたし、バスも市営電車も10時ごろまでは走っていなかったようだ。

南国は大雪に弱く、北国は台風に弱いと云うのはひとつの定説のようになっているけれど、この耐性の差というものは一体どこからやってくるのだろうか。

バスや電車の性能に大差がある訳でもあるまいに、慣れと云う要素が大きな運用の差に繋がってくるのだとしたら、人間の能力について余程大きな評価を与えたとしても与え過ぎではないと思う。

斯く云う私も雪中行軍には慣れていない訳だが、鹿児島で雪景色を撮れるのも貴重だから、いそいそと雪撮を愉しんできた。

実は雪撮云々より、今日は抜けるような晴天だったことが何よりも嬉しかったのだが。

やはり光がなくては面白くないのだ。