叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

躍動

鹿児島に帰ってきて、2回目のポートレート

モデルはまゆさん。

3年前の年末に一度撮影をお願いした後は、どうにも予定が合わずやっと再会することが出来た。

夕方は曇るということだったから、昼過ぎから撮影をお願いしたのだが、どうも晴れ間がのぞくと思ったり直ぐに曇ってみたり、相変わらず天気予報は当たらなかった。

ただ、撮影中に雨が降らぬというのはやはり本当に嬉しいことで、撮影に対するモチベーションが明らかに変わってくる。

あてどもなく彷徨いながら、それをモデルさんにも強要して、ノーファインダーも水平垂直もお構いなしにテンポよく撮ってゆくのが私のスタイルだから、それを阻害する要因がないのは本当に嬉しいのだ。

今回は磯海水浴場を起点にして、休憩で入ったカフェ、ウォーターフロントパーク、天文館あたりまで、様々なシチュエーションで撮ることが出来た。

ポートレートに限っていえば、鹿児島市内のシチュエーションはこのぐらい撮っておけば良いかなという感じで、あとはガラリと環境を変えるか、天気が良い日に光を狙って撮るしかないと思う。

カメラを本格的に始めて多少は審美眼が鍛えられたと思っていたが、馴染みすぎた環境の中ではなかなかシャッターが切れないのも事実である。

写真というのは奥が深い。