叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

祝日


今日は文化の日明治節


期間工の多くはおそらく出勤だったろうから、あまり関係がない。


別に休みたい、休みたいというのではないが、祝日というものは、なかなか大切なのではないかと、最近では思うようになった。


祝日にはもれなく謂れがある。


それも、日本国民にとって意味のある謂れである。


当然、いちいち謂れを意識して休日を堪能する人は少ないだろうけれど、実際に仕事に行く必要がないとなれば、何故今日が休みなのかという疑問が少なからず湧く。


祝日に仕事にしていると、その小さな疑問ですら湧いてこないのだ。


私も昔は、祝日だの祭日だのいう日は神社に行ったり、関連するイベントに行ったりしたのものだが、当然そんなこともしない。


こういう無自覚な人間が少しずつ増えて、日本の歴史や文化を子や孫に伝えることを怠ってゆくうちに、日本の文化というものが本当に失われてしまうのではないだろうか。


祝日も仕事ですよー、なんてふざけていないで、もう少し真剣に考えてみるべきなのかもしれない。