叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

応援するということ



私は居酒屋へ行くのが好きです。


馴染みの居酒屋で飲む酒は自分へのご褒美として、旅先で飲む酒は一日の締めとして。


そんな居酒屋が今、くそったれコロナのせいで苦境に立たされています。


居酒屋は酒があってこそ居酒屋です。


酒を出せなくなった居酒屋が、いくらノンアルコール飲料の品揃えを増やそうが、テイクアウトを始めようが、そんなものは世を忍ぶ仮の姿です。


それでも、酒のなくなった居酒屋に私は行きます。


いつか本当の姿を取り戻す日まで、その命が尽きてしまわぬように。


そこが本当に大切な存在であるのなら、そう思える存在があるのなら、私は世間様がどうあれ、そこを利用することで、応援したいと思います。


特に責任もない、独り身である私にしか出来ない、一つの社会貢献でもあるのですから。






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