全く一部の、私からすればへんちくりんな酒好きがする、酒席での武勇伝なんて聞くだけでイヤな気持ちになる。
お酒を飲んで記憶をなくす、他人に絡むなんてことを、繰り返しやっているような人は、何が哀しくてそういうことをするのかと思う。
どんなお酒にも歴史があり、造り手の想いがあり、それを美味しく飲んでもらおうとするお店の努力がある。
だからこそ私は、ここでなければという居酒屋へ行くのだ。
飲んで、騒いで、吐いてするためにお酒を飲むのなら、そういう適当な入れ物を作っておいて、そこで好き勝手やって欲しいと思う。
そこで提供されるお酒や料理には哀れを催すけれど、そういう愉しみかたをしたい人がいるのも確かだろうし。
わざわざこんなことを書くのは、今日、そうなりそうな人たちとの酒席に出るからである。
他人の金で飲ませていただけるのなら文句も言わないけれど、自分のお金は、好きなお酒に使いたいな。