飲み過ぎたわけぢやない
結論から申し上げると、久しぶりに嘔吐した。ビールを2杯と清酒1合だから、取り立てて飲み過ぎたわけではないのだけれど、飲み方が悪かったのか、体調が悪かったのか。
酒量のコントロールは出来る様になったつもりだったが、まだまだ修行が足りないらしい。
私の旅の大団円である居酒屋がこの様では、どうも締らない。
ちなみに、料理もお酒も美味しく、雰囲気も素敵な居酒屋だったけれど、こういうことになってしまったから、詳細は記さないでおく。
雨の兼六園
夜は散々だったけれど、昼間の観光は比較的良かったのだ。駅から兼六園までバスを使って行った。
バスに乗っている間は晴れていたのに、降りた途端、大雨に降られる。
こうなると、もうやる気がなくなる。
傘をさしながら、マニュアルフォーカスのレンズを操作するのは非常に難しいし、そもそも被写体としての魅力を感じて訪れた場所でもないので尚更である。
適当にうろうろしていると、雨が上がったので何枚かは撮ってみたが、空は曇っているし、何か花が咲いているわけでもないし、あまり気乗りはしなかった。
現像も、いまいちピンとこないけれど、ひとつの記録として載せておく。
空が曇っているから、池も映えない。
紅葉にも早すぎる。
ただ、ゴツゴツした赤松は見応えがあった。
後はどうしてもアンダーになりがちなスナップ写真を撮ってお終い。
木の根っこが、人の頭に見えて気持ち悪かった。
晴れの金沢21世紀美術館
兼六園を散策し終わる頃には、雨も全く上がっていたので、近くの金沢21世紀美術館へ行った。コロナウイルスの影響で、有料展示室は入場制限を行なっているらしく、チケット売り場には長蛇の列が出来ていたので、無料のエリアだけで愉しませていただいた。
スイミングプールは見たかったけれどなぁ。
アートというものは全くわからないので、感想を求められてもアレだけれど、造形的に面白いものがあって、写真を撮ることが出来るのならば、今後は被写体のひとつとして、美術館を入れても面白いと思った。
カラー・アクティヴィティ・ハウス
ラッピング
杉のベンチ
ラビットチェア
まる
ひとつ気になったのは、ラビットチェアをあさっての方向に持って行ったり、持ち上げたりしながら写真を撮っていた若い女性のグループがいたこと。
休憩用の椅子だから、座るぐらいのことは構わないのだろうけれど、もし落としたりぶつけたりして、破損させたらどうするのだろうか。
注意されていなかったところをみると、禁止はされていないのかもしれないが、禁止されていなければ何をやってもいいというのはどうも違う気がする。
(彼女らに長いこと占拠されていて、あまり近寄れなかったので、もしかすると、ご自由に移動させたり、持ち上げたりしてくださいと謳われていたのかもしれないけれど。)
こういう人たちの行動が苦情になり、抑えきれなくなって、世の中のいろいろな場所での禁止事項を、少しずつ増やしていくのだろうと思うと、少し悲しくなった。
涼みに入った美術館
金沢21世紀美術館を見終わって、ホテルに向かう道中、KAMUという、最近オープンしたばかりの美術館を見つけた。旅先でもなければ入ることはないだろうけれど、涼みがてら入ってみた。
例によって、アートのことは分からないので、私なりに撮った写真だけを載せておく。
写真だって立派なアートなのだろうけれど、私のものは記録写真の域を脱していないので、こういう人たちの感性については、とても感心する。
帰りは特急列車を使った
台風10号のせいである。敦賀から姫路までの快速列車が運休してしまっていた影響で、近江塩津乗り換えで、米原まで行くことが出来ない。
明日が仕事でなければ夜中に帰ってもよいのだが、朝から仕事ということもあり、福井から名古屋までは特急しらさぎに乗った。
青春18切符の元手は十分に取り戻しているから、良しとしたけれど、特急に乗るのは福井から米原までで良かったのだと、後で気が付いた。
結局、岐阜ー名古屋間で運転の見合わせがあり、岐阜駅で2時間ぐらい足止めを食らったので、特急列車に乗った意味はあまり無くなってしまった。
特急料金の払い戻しがあったので、少しは慰められたが、やっぱり今回は少し無茶だったかもしれない。
帰っては来られた
へとへとである。20代の身空でこんなことを言えば叱られそうだが、6連勤の後で片道5時間の移動をする1泊2日の旅行は、体力的に辛くなってきた。
青春18切符がなければこんなこともしないのだけれど、やはり泊まりがけの旅行をするなら、3連休がほしい。
土曜日出勤が完全に復活してきたから、当分は近場で愉しむしかなさそうな日々が続く。
次は、京都かな。