叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

埋められぬもの


帰ってきた。


名古屋駅台湾ラーメンをすすり、ビールを飲んだけれど、全く酔えない。


丸々1週間を使った旅はとても愉快だったけれど、愉快だったけれど、それだけなのである。


今は振り返りたくない。


また、日常が始まる。


この淋しさは埋めようがない。


いつも思うのだ。


こんな気持ちになるのなら、旅になど出なければよいのだと。


それでも、じっとしてはいられない。


また、暇があれば、私は旅に出てしまう。


人の性というのは、容易には抜けない。




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