叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

時が止まっている

本日の時間外、2時間30分。

鹿児島の祖母の具合があまり良くないらしい。

痴呆というやつで、私のことも覚えているし、家族のこと、自分のことが分からなくなるほどではないのだけれど、同じことをずっと話しているし、自分の行動を覚えていない。

もう90の声を聞く年齢だから、仕方がないといえば仕方がないのだが、祖母べったりだった私からすればとても淋しい。

この頃、私だけ時が止まっているような気がしている。

10年後には祖母も余程でなければ生きてはいないだろうし、20年後には両親だって分からない。

大学の時の友達もどしどし結婚して、子どもをもうけている。

私は、日銭を稼ぎながら酒を飲んで、ふらふらして、これでよいのだろうか。

考えても益のないこととは知りながら、どんどん変わっていく周りの人たちの中で、私だけ取り残されている。




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