朝までは愛知にいたのに今は鹿児島にいる。
誠に不思議な話である。
今日は朝6時に起きて洗濯機を回しつつ、バックパックひとつに何とか収まるように試行錯誤しつつ荷造りをして、8時のバスに乗って空港へ向かった。
空港まではバスと電車を乗り継いで2時間弱、15時発の飛行機に乗るには出発が早過ぎる気もしたが、どうせ空港は混んでいるだろうし、暇があれば写真を撮って時間を潰せば良いと思って早々に出発したのだ。
そもそも空港ではやることが沢山あって、搭乗手続きをしたり、味仙で台湾ラーメンを食べたり、お土産を買ったりしているうちに時間はあっという間に過ぎてしまった。
その後は無事飛行機に乗って博多まで行き、新幹線に乗り換えて無事鹿児島中央駅に到着した。
今回初めて飛行機と鉄道をハイブリッドして帰省してみたわけだが、この時期における鉄道移動の辛さは飛行機移動の比ではない。
空港に比べれば狭っくるしいスペースに明らかに飛行機に乗るよりも多い人間が密集してくる上に、みんな大荷物を抱えて動きが鈍く、家族連れが前に居ようものならそこに血栓が出来たように動きが止まってしまう。
この時期の移動はそういうものだと何となく分かってはいたけれど、実際に体験したのは初めてだったから面食らってしまった。
ただ、こんな思いは二度としたくないと思いつつ、シャッターチャンスは空港に比べて豊富だったなとフォトグラファーらしい思考も湧き上がってきていて、次回も一部鉄道を使ってみようかと思っている。
私はどうにも慾深い。