叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

ボケ玉


一時ズマールに付けていた保護フィルターを今は外して撮っていたのだが、もう一度付けてみようと思う。

外していた理由については、何となく解像感が足りない気がしていたから。

もともとボケ玉と呼ばれるズマールに解像感もへったくれもあるかという話ではあるけれど、以前初めて買ったライカにつけていたズマールはもっと鮮明に写っていたような気がしていた。

が、それは私の勘違いだった。

以前所有していたレンズは、ズマールよりも新しいズミタールだったのだ。

日記を遡ったところ、それが判明した。

六角形のゴーストが出ていたから、てっきりズマールだったと思い込んでいたのだが、思い込みというのは本当に恐ろしい。

思い込みついでに、ゴーストの出方についても妙なことを以前書いていて、レンズに対して浅い角度で光を入れると丸いゴーストが出ると書いているが、これも絞りの開き具合の問題であって、光の角度は関係ないはずだ。

多少でも絞れば絞り羽根の形を反映して六角形のゴーストになるし、丸いゴーストを出すためには開放にするしかない。

フィルムで撮る時には、あまりない頭を使って頑張っているのだけれど、時々とんでもないミスをしてしまう。

次から気をつけよう。