叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

遠距離恋愛


今日江ノ島に来て、今日はもう帰途に着く。

0泊2日の旅、殆ど日帰りである。

早朝名古屋を出発して昼過ぎに東京に到着、電車で江ノ島に行って海を眺めた後、夜中に横浜発のバスで名古屋に戻るというプラン。

遠距離恋愛というものをしたことは無いが、世の恋人たちはこのぐらいのことは平気でするのだろう。

我が恋人は未だ江ノ島である。

2時間程度の逢瀬、写真も満足に撮れているか分からない。

フィルム2本分、おそらく似たような構図ばっかり撮って、直ぐに無くなってしまった。

それでも、潮の香りを嗅ぎながら砂浜を歩いて、生温く湿った風を肌で感じていると、言いようのない安らかな気持ちになることを自覚する。

やはり、海は素晴らしい。

ただ、陽が沈んでからはインスタントカメラは役に立たないから、全くの手持ち無沙汰になってしまう。

帰りのバスのことを考えると、あまり大飯を食べるわけにも、大酒を飲むわけにもゆかなかった。

さて、目を覚ませば名古屋に着いているはずだ。

お休みなさい。