叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

過去のこと




決して無感動な人間ではないと思うのですよ。


その時その時で愉快なことはあるし、美しいものに出会えば興奮もするし、腹を立てることは人並み以上ですらあると思っています。


それでも、それらのことを比較的に直ぐ忘れてしまうのはどうしたことでしょう。


時折り、何かを懐かしく思い出すことはありますが、それに囚われることもなく、最近は故郷への思いすら薄れつつあります。


何だかとても薄情な人間のような気がして、多少自己嫌悪を感じているのです。


どうすればいい、なんて誰にもわかるはずもなく、今日も代わり映えのしない日でした。


こんな日常を積み重ねて、まあ、死ぬのでしょう。


実は、それは一向に構わないことですけれど、と素面で言えるように今日を生きているのかもしれません。






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