鹿児島のラーメンは高い
鹿児島滞在も本日まででございました。
いい加減暇を持て余して、さっさと帰りたいとまで思ってしまったのですから、人間とは不思議なものです。
さて、今日は鹿児島滞在中に食べたラーメンをご紹介します。
鹿児島ラーメンといえば、豚骨をベースに鶏ガラやら野菜やらからとったスープに、中太麺、トッピングは焼豚、キャベツ、もやし、きくらげというのが王道です。
で、何故かは知りませんが、価格が高い。
800円を下回るものは少なく、1,000円オーバーがざらにありますので、ランチに気軽に食べるのなら、カフェのワンプレートランチの方がよほどお得です。
そんなネガティヴ情報から入ってしまいましたが、居酒屋に行くよりは明らかに安いということで、今回は5店舗回ってきました。
新規開拓ということではなく、私がよく訪れていたお店ばかりですので、鹿児島の人からすれば真新しいお店はありませんが、ご参考程度にご覧下さい。
ざぼんラーメン
最初にご紹介するのはざぼんラーメンです。
r.gnavi.co.jpこちらは鹿児島ラーメンの王道です。
豚骨スープに中太麺、チャーシュー、キャベツ、モヤシ、キクラゲ、メンマなど具沢山のトッピング。
カエシが下に沈んでいるので具ごとかき混ぜて食べるのですが、私は麺を先に食べだ後にみじん切りのニンニクをたっぷり入れて、残った具と一緒にザクザクと食べるのがお気に入りです。
鹿児島らしいラーメンを教えろと言われれば、私はこのざぼんラーメンをご紹介します。
薩摩 思無邪
お次は博多ラーメンが美味しい薩摩 思無邪です。
r.gnavi.co.jp鹿児島で博多ラーメン?という感じですが、これは私が大学生の頃の思い出の味なんです。
このお店がオープンした10年前には、鹿児島で博多ラーメンが食べられるところは少なかったですし、何より一杯650円というお値段がお手頃でした。(今は値上がりしています。)
当時通っていた店舗は今はもう閉店してしまいましたが、カウンターが10席もないような小さなお店で、友人と肩を寄せ合いながら替玉何杯食べられるか競争をしたのは良い思い出です。
ただ、今回久しぶりに訪れて、もう行きたくないなと、寂しい気持ちになりました。
お店が大きくなって、当時随所に散りばめられていたこだわりとか、人の温かさとかが感じられなくなってしまった気がするのです。
美しい思い出は、そのままとっておきたいと思います。
三平らーめん
続いてご紹介するのは、味噌ラーメンの三平らーめんです。
r.gnavi.co.jp鹿児島で味噌ラーメンというのも結構珍しいのですが、こちらも昔からあるお店です。
黒味噌、と称するオリジナルのお味噌を使用していて、麺にしっかりと絡みつく粘度の高いスープが特徴です。
このお店では、自由に入れることが出来るオリジナルの辛味噌を提供してくださるのですが、それが私の一番のお気に入りポイントで、これを食べに三平らーめんに行くといっても過言ではありません。
鹿児島で何故か味噌ラーメンが食べたくなったら、是非訪れてみてください。
THE SNOOUP
続いては女性にもおすすめのTHE SNOOUP です。
トマトラーメンというよりは、トマトスープパスタの麺にラーメンの麺を使いました、というイメージ。
客層も若い女性がほとんどで、ちゃんと前掛けをしてみんな静かにラーメンを啜っています。
ここはトッピングがとにかく豊富なので、あれこれ組み合わせを変えて自分好みの味を見つけてみて下さい。
ちなみに写真のラーメンにはネギサラダとチーズがトッピングされています。
満正苑
最後は少し変わり種で、中華料理店の満正苑でいただくことが出来るニンニクの芽入り酸辣湯麺です。
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ここは本来、坦々麺が有名なお店で、訪れる人のほとんどが坦々麺をオーダーするほどですが、私はあえての酸辣湯麺です。
ニンニクの芽がたっぷり入っていて、これをぼりぼり食べるのが非常に美味しい。
あとは四川麻婆豆腐も、辛くて油っこくておすすめです。
腐るほどあるラーメン屋
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したのはほんの一部で、鹿児島には美味しいラーメン屋さんがまだまだたくさんあります。
私などは、ホンモノのラーメン好きからすればただの冷やかし野郎なのですが、麺類で何が一番好きかと問われればラーメンだと答えます。
昔ながらの味を守り続けるお店もあれば、常に味を提供し続けるお店もあって、本当に鹿児島のラーメンはバラエティ豊富です。
鹿児島に訪れる機会があれば、ぜひラーメンを召し上がってみてください。