叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

宮崎グルメの旅


さぼりロードをゆく

あまり穏当ではない見出しですけれど。


宮崎というところは、昔私が働いていた職場で少し心を患っていた頃、よくさぼりに来ていた所なのです。


広い海があって、森閑とした森があって、道が直線的で、何も考えずにドライブをするにはとても良い土地です。


本日はそんな宮崎を、北から高千穂峡、延岡、宮崎、都城と下る旅をしました。


台風のお陰で海には近づけず、森とグルメばかりになりましたが、何とも心安まる旅になりました。



はじめての高千穂峡

阿蘇を出発して、まず最初に訪れたのが、熊本と大分との県境にほど近い高千穂峡


断崖絶壁の間を流れる清流を、手漕ぎのボートで遊覧出来る、宮崎県の中でも有数の観光スポットです。


とはいえ私、訪れたのは初めてなのです。


鹿児島からは少し遠すぎて、かと言ってわざわざ訪れるほどの興味があったわけでもなく。


今回は少しの回り道で済むということで、訪れてみたのです。


ま、こういう渓谷は何か所か訪れたことがありますが、比較的小ぢんまりとしていて、さっさと観光するにはよい感じでした。


ここの目玉であるボートにも乗りたかったですが、さすがにひとりボートは遠慮しておきました。


写真も、どうも、あまり気合いが入らず、難しいですね。





宮崎名物辛麺

昼ごはんに食べたのは、宮崎名物の辛麺。


辛麺発祥のお店とされる辛麺屋升元です。


大量の唐辛子を浮かべた醤油ベースのスープに、蕎麦粉を原料とするこんにゃく麺を合わせたあっさり系のラーメンですが、なによりも特徴的なのが、たっぷりのにんにくとニラのトッピング。


これを食べてしまうと、翌日まではとても人に会うことはできないほど、にんにくの香りが身体中から漂います。


それでも、何とかして食べたいと思うほど癖になる味。


久方ぶりに食べましたが、本当に美味しかった!





都城の夜

辛麺を食べた後は、国道10号線をひたすら南下。


まさに私がさぼりに使っていた懐かしい道々です。


そして、夜はおそらく一番馴染みのある街である、都城に宿泊しました。


夕食を摂るために訪れたのが、ステーキハウス ウロボロス

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牛どころ宮崎ですから、お高いお肉を食べさせると思われるかもしれませんが、特にそういうこともなく、それゆえに比較的安価でボリュームのあるステーキを味わうことができるお店です。


肉はとても柔らかいのですが、サシはほとんど入っていないので、さっぱりと食べることが出来ます。


どこ産の肉かは分かりませんけれど、私の中で唯一食べに行きたいと思えるステーキです。


あと、店員のおねーさんが美人なんです、ええ。




ステーキを食べた後は、酒縁 本郷でちょっと清酒を一杯。

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さぼりに来ていた時は車ですから、お酒は飲めなかったので、ここは初めて入りました。


オーナーとおかみさんが2人で切り盛りするお店ですが、日本酒barを名乗るだけあって、清酒の種類は豊富ですし、おつまみもお酒に合うものが沢山あって、とても良いです。


今回は、あっさりと、シンプルに一杯。




ステーキハウス ウロボロス


酒縁 本郷


みんな優しい気がする

昨日の中島商店の奥さん、ウロボロスの店員さん、酒縁本郷のおかみさん、みんな優しい。


なんだったら、コンビニの店員さんも優しい。


やっぱり言葉なんでしょうか。


会話をするほどに、どこか安らぎを感じている自分がいます。


そんな旅も明日がほぼ最終日となりました。


帰りたくないなぁ。





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