昨日は大いに夜更かしした。
読んだ本はこちら。
- 作者:理津子, 井上
- 発売日: 2015/01/28
- メディア: 文庫
内容は、興味がある人はリンクへ飛んでもらえればよいけれど、一気に読み終えて、夜中、どうしようもない寂寥感に包まれる。
当然、ここで働く彼女らとは事情も境遇も違うと前置きした上で。
私は五体満足で働けているからよいけれど、何か病気や怪我をしたら、頼るべき親もいなくなってしまったらと思うと、こんな人生も他人事ではないと考えてしまうのだ。
私は男だから、飛田のようなところへ行くことも出来ない。
かくまでして生きる必要があるのか、もしあるとすれば、一体何のために、と思うし、やはりひとりでいることは、ここぞという決断の時には気楽だね。
それにしても、面白い本というのは頁をめぐる手が止まらない。
今は、止める必要もない時間を過ごしていることで、明け方までかけて一気に読み終えてしまった。
昼前に起きて、天気は良くなかったけれど、いつもの散歩へゆく。
花々は今日も、私の心を愉しませてくれる。
もしこの自粛期間が真冬だったら、こんな色彩を見ることもなく、寒さに凍えながら引き籠ることになっていたと思うとぞっとする。
まだ、まだ良かったと、思うしかないかなぁ。