叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

暗転


昨日の充実ぶりとは打って変わって、今日は寮の食堂と風呂に行く以外は少しも外に出ず、ベットの上でだらだらとしていた。

少しでも雨が降ると外出へのモチベーションはほとんど消滅してしまうと言ってよく、傘をさしていてはまともに写真は撮れないし、かと言ってカメラを持たずとも出かけてゆきたくなるような場所があるわけでもない。

それに、外に出れば交通費や食費で少なからぬお金を使ってしまうから、部屋でだらだらしているのが費用面においても最良の選択なのだ。

そんな情けない巣篭もりの休日は専らスマートフォンをいじることに熱中していて、過去の日記や写真を遡ったり、買いもしないレンズの情報を集めたりしている。

実に手前味噌な話ではあるが、5年も書き続けていればたとえ自分の日記であったとしてもなかなか読み応えがあるもので、文章の書き方やら思考方法やらが変化してゆくのを如実に感じることが出来て実に面白い。

これは写真についても同じことが言えて、昔の自分の方が良い写真を撮っているような気がして情けなくなることもあるけれど、どうせ未来の私も今の私が撮っている写真について同じことを感じるのだろうと思えば、とにかく今を残し続けるしかないのだとも思う。

そんなことをぐだぐだ考えていたら、今日も瞬く間に早く終わってしまった。

来週は京都に行くから、もう少しマシなことが書けるだろうと思う。