叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

初詣


友人と伊勢神宮へ行った。

初詣そのものは靖国神社で済ませたけれど、日本人の総氏神たる天照大御神を祀る伊勢神宮へ行くのは、また違う意味合いがあるだろう。

正月三ヶ日を過ぎて、平日金曜日ともなれば多少人は減っているだろうという予想は大いに外れて、今日も伊勢神宮はたくさんの人を集めていた。

どんなに人が多くても、信心深い友人は伊勢神宮を外宮から内宮へと参拝するというルールをを守るし、敷地内にある全てのお社に参拝するから、外宮と内宮を合わせると10ヶ所ぐらいでお賽銭を払わねばならない。

私ひとりでは間違いなくショートカットしてしまうだろうから、有難いといえば有難いのだが。

伊勢神宮に詣でた後は、猿田彦神宮と二見浦にある二見興玉神社にも参拝した。

それぞれの神社ごとにご利益の種類はあるのだろうけれど、私はどこに詣でても皇国弥栄と呟くだけである。

どのような願いであれ、皇国の弥栄無くしては実現しようがないのだから。

伊勢にある神社を丁寧に詣でたので、こちらを出たのが朝の7時、帰って来たのが19時というなかなかの長丁場になった。

別に私に幸福が訪れてほしいとは思わないが、せめて目ぐらいはしっかり見えるようにしてほしい。

その他のことはどうでも良いな。