叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

機嫌


久方ぶりに操作する設備が壊れたので、社員を呼んで修理してもらったのだが、案の定不機嫌になる。

この不機嫌になられるというのが仕事を遂行する上では一番面倒で、本当は機械の修理は社員の仕事なのだからさっさとやれと言いたいのだが、それを口に出す訳にもいかないから、いちいち気を遣わねばならない。

機嫌が良い時との落差が大き過ぎで、普段は無愛想でも構わないから、ある程度一定のテンションで人間と接して欲しいのだ。

私の過失から叱られてしまうというのは十分に納得出来るし、反省もするのだが、ただただ不機嫌になられても私にはどうすることも出来ない。

ただ生産するというだけなら、正直期間工が居れば事足りる職場で、高い給料と正職員という立場を保障されているわけだから、この程度は笑顔でどんどんやってもらはねば困る。

その責任が嫌なら期間工になれば良いのだし、私が機械を壊すことが気に食わぬなら自分で動かせば良いのだ。

売上に対する責任がある訳でもなく、人事労務に関する苦労がある訳でもなく、普段からのんびりと仕事をやっている人間に限ってそういう時に不機嫌になる。

腹が立ったので、5kmほどジョギングをした。

私自身もまだ修養が足らぬ。