叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

ただいま


私のバルナックが、オーバーホールから帰ってきた。

どことなくザラザラしていたフィルムの巻き上げがとてもヌルヌルしているし、シャッター音も少し優しくなっている。

80年近く前のカメラが、明らかに調子を上げて帰ってくるのは、実はとんでもないことだと思う。

まだまだ、このカメラには頑張っていただく。

あとは、しっかりとピントを合わせて撮れるかどうかというのところなので、土日に早速の試写をやる。

このもどかしさも、フィルムならではである。