集合体が苦手
紅葉とか、桜とか、コスモスとか、あの似た様な色彩がだだっと並んでいる風景は、肉眼で見る分には大変素晴らしいのですが、写真に収めてみるとイマイチと云う事が多いです。
季節物ですから撮りにはゆくのですが、被写体としてあまり好きになれません。
上手に撮れる人はいいなぁと思いながら、毎年毎年適当に撮っておりましたが、今週はおそらく紅葉真っ盛りの京都へ行きますので、折角なら、少しでも納得ゆく写真を撮りたいと思い、近所で予行演習をして来ました。
鳴谷山 聖寶寺
訪れたのは、三岐鉄道の終着駅から徒歩で30分ほどのところにある聖寶寺(しょうぼうじ)です。
おそよ300段あると云う長い階段を、格言に励まされながら登ります。
一番気に入ったのが迷う者は道を問わずという言葉で、これは迷っている者は迷っている事にすら気付けないということですかね。
恐ろしい。
で、ひいひい云いつつも登ってゆくと、とても風情のあるお寺が現れます。
クリエイティブスタイルを使えばよい
紅葉も良い感じに染まっていたので、早速撮り始めたのですが、やっぱり難しいのは、見た目ほどに赤色が出ないのです。昼過ぎには着いていたのですが、その時間には太陽が山の影に隠れ始めていて、光の状況もあまり良くありません。
帰ってから現像で出すかなとも思いましたが、JPEGで撮ったものに後から色を乗せたらおかしくなりそうだなぁとも思ったり。
で、結論から申せば、ソニーのカメラについているクリエイティブスタイルを使えば、紅葉の色がそこそこ出る事に気付きました。
ただ、悪くはないと思うのですが、どうも赤ばかりがきつい。
地味がよろしい
折角予行演習には行きましたが、あまり納得ゆくものは撮れず…。
派手なものが好きではないのでしょうね。
いつも通り、道端の花やら山やら猫やら撮りましたので、それも載せておきます。