叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

カメラのレンズを売った


本日の時間外労働は、知らない。夜勤に出る前にこれを書いているから。


昨日は20時過ぎからうつらうつらしていて、気づいたら夜中の2時を回っていたのでそのまま寝てしまった。


朝起きて、そのまま眠れば良かったのだけれど、どうにも眠れなくて、四日市まで繰り出した。


もう、本当に春が近くまで来ているのは、梅でも桜でもなくて、土の匂いがはっきりと教えてくれるような気がする。工場は、年中独特の匂いしかしないので…。


ダウンジャケットなんてもう要らないし、ウールのチェスターコートですら暑い。


そうなると、新しい装いが欲しくなってくるのであるが、それだけは、我慢をしよう、キリがないから、と思って、昼からお酒だけ飲ませてもらった。


とんかつを食べて、ビールを飲んだ。


服を買うなんてことは、いくら言い訳を考えてみても、私にとっては物欲を満たすための行為の範疇を出ない。


いつも通り、綿のパーカーを羽織っておけば良いのだ。


そして寮に帰ってきて、昨日買ったレンズ、21mmと75mmは売却の手続きをした。


1本で我慢しているうちは良かったが、2本になり、3本になるまでの時間がとても短く、これ以上は加速度的に数が増えると思うと、恐ろしかった。


それならば、もとの1本でやろうというわけ。


朝はよかったのに、街に出てから、途端に淋しくなってしまった。


衣替えの真似事をしたのも良くなかったのだろう。


鹿児島にいた頃の服が出てきて、帰りたい、戻りたい、そんなことばかり考えてしまう。


5月には鹿児島に帰ることが出来る。あと2ヶ月を切っているのだから、それまでは、そして次の更新までは、そしてお盆休みまでは。


刻んで、刻んで、頑張ってゆこうと思う。






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