最近は同僚の女性と戯れ合いをするのがちょっとした愉しみになっている。
少し癖のある、我儘と言えば我儘な人だが、それを織り込み済みで接していれば、その我儘さを受容しつつ取るコミュニケーションがむしろ心地良くなってくる。
男と話をしても少しも面白くないのに、女性であればよほど不愉快な人でなければ大体愉しくなってしまうあたり、男のサガを感じずにはいられない。
ただ、最近は愉快さにまかせて余計なことまで言ってしまいそうで、多少恐ろしくもある。
気難しい人には変わりないから、どこまで戯れて良いものか、その限界点の見極めもなかなか難しい。
マァ、そのバランスを取るのも、愉しみのひとつではあるのだけれど。