叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

下ネタ

休憩所で、女性同士が盛んに下ネタの話をしていた。

わざわざ聞くつもりは無いのだけれど、耳に入ってくるから仕方がない。

男同士がやるものや、男から女にするものについては、あまり誉められないどころか大いに忌避されるのに、女同士でやるのは良いらしい。

男も女も、下ネタは避けては通れないものであるから、大いにやれば良いと個人的には考えているが、基本的には素知らぬ顔をしていなければならないし、最近は不用意に触れることさえ許されぬ雰囲気が有る。

生きづらい世の中になってしまって、誰が味方で誰が敵かも分からず、みんなが当たり障りの無い発言を繰り返すばかりで全く面白く無い。

有害な物、不要な物、そういう物を尽く排除して、見せぬようにして、正邪の判断は自ら下すことが大原則だというのに、判断する為の材料すら与えようとしない現代社会を、どうにも空恐ろしい気持ちで見つめている。

私のような臆病者は、ますます殻にこもって生きてゆくしかなさそうだ。