叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

ゆるし


何でも、赦してしまえそうな空だった。


別に怨みに思っていることなどないから、妙な言い回しになるけれど。


これだけ素晴らしい秋空の日に、旅に出ようという気持ちを抑え切れなかったとしても、誰も責めることは出来ないはずだ。


世間が此れを赦さなかったとしても、私だけは赦すことの出来る人間でありたい。