叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

夏が欲しい


ぼーっとして、ぼーっとしていたら1日が終わる。


最近、司馬遼太郎の峠を読んでいる。


幕末の頃のエピソードというのは、時代を切り拓いた英雄ばかりに目がいくけれど、安泰と思っていた世界が崩れてゆくことにあたふたするそれ以外の人たちにこそ面白味があると思う。


今だって、終身雇用は崩れてゆく、自分を守ってくれる組織の永続が甚だ怪しい時代であるけれど、まだまだそれを信奉している人たちもたくさんいるし、自らの世界を切り拓いている人もいる。


幕末と現代では状況は違うけれど、共通点も多くてなかなか面白い。





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