叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

社会不適合者


本日はお休みだった。


起きて洗濯機を回し、眼医者へ行く。


先日からの目の腫れはかなり引きはしたものの、まだ芯が残っていたから。


もう来なくてよいと言われることを期待したが、来週も来いと言われる。


このまま芯が残るようなら、手術による切除も考えなければいけないらしいが、たかがものもらいの親分みたいな腫れで手術をするのも阿呆らしい話だ。


精々、薬だけはちゃんと使うようにしよう。


眼医者が終わった後、若干の後ろめたさを覚えつつも、居酒屋で飲んだ。


全くのひとりで、誰と話すこともなく飲んでいるのだから、少しぐらいは許していただきたい。


私のような社会不適合者には、別に守るべき幸せもないのだから。


昔描いていた、なんとなく就職して、なんとなく結婚して、なんとなく子どもを設けて、なんて、一般的な幸せの、なんと遠い、遠いことだったろう。


齢も三十に足を突っ込みかけた今、狂おしいほどにその幸せを意識している私がいる。


昔の職場にいた、周囲から変人と呼ばれていた未婚おじさんでさえ、結婚一歩手前までいったことがあったというのに、私は、戦争のやり方すら知らない。


考えても、仕方がないから、お酒をいただくのだ。







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