叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

むらがる



先日ポートレートを撮りに行った公園の池に、たくさんの鯉がいたのですが、この鯉たち、一応寄っては来るものの、ちょっと影を動かすとものすごい勢いで散ってしまうのでした。


観光地にいる鯉というものは、大体人に慣れ切ってしまっていて、下手をすれば石を落としても逃げないほどに厚かましいものだと思っていましたから、これはひとつ大きな発見です。


人に馴れるほど餌付けをされていないのか、はたまた野生を失えない程度に外敵がいるのかは分かりませんが、無欲にもなり切れず、貪欲にもなり切れない私を見ているようでした。


人生は少しぐらい、極端なほうが良いのかもしれません、





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