叢草雑記-

徒然なる日々を。わたくしを定義することはやめた。

好転


何の為に生きているのかということを、時折り考える事がある。

意思を持たぬ私はだらだらと若さを失い、だんだん立ち枯れてゆくのだろう。

誰か首に縄を付けて引っ張ってくれないかと思うことも屡々だが、引っ張られる人は選びたいし、偶には自由が欲しいと思ってしまう私は、どうしようもなく我儘で下らない存在である。

元気なうちに、さっぱりと命を絶つことが出来ればとも思うけれど、今まで実行に移していないところをみると、大して深刻に考えてもいないのだろう。

こういう精神状態のときは写真が撮れない。

美しいものを目に入れたくないし、それをいちいち残しておくなんてもってのほかだ。

飲酒も思うにまかせない身体になってしまったし、遊んでくれる友達もいない。

おそらく、電車に揺られて出掛ければ直ぐに治るだろうが、今は其れも我慢している。

こんな環境で、今回の病気がいつまで続くのか見ものだが、死んでしまっては元も子もないから、多少は発散してみようか。

どうにも、嫌だ嫌だ。