今日は、私にとっては何ということもないエクセルを手伝ったところ、大変に喜ばれました。
大人になってから仕事で褒められることは先ず有りませんし、期間工なんて特にそうで、やりさえすれば誰でも出来る作業をやっているのだから、そういう機会も無かったものですから、大変嬉しくなりました。
ただ、このやりさえすればというのはその人が過ごしてきた環境で基準が異なっているので、必要以上に他人に誇ったり、自分を卑下することは、避けなければなりません。
私のエクセルなどは、まさにやりさえすれば誰にでも出来るレベルのものですが、工場の現場で働く人は特にその必要性がなかったのでやらなかっただけで、私もこれまで縁の無かったレンチとスパナは、未だに間違えるのです。
一人ひとりの当たり前を、一人ひとりが当たり前と思わず、少しだけ相手の立場に立って考えることが出来れば、感謝も尊敬も、もう少しし易くなると思った出来事でした。
