腱鞘炎の症状が膠着状態に入っている。
少し前は手を広げる動作をする際に引っ掛かりがあってそれが痛かったのだが、最近は親指を内側に曲げ込む際に強い痛みが発生するようになった。
この動作自体を多用することはないから日常生活にはあまり支障はないものの、とにかく痛みが強いので辟易している。
一気呵成に症状が改善することはないと頭の中では理解しているつもりでも、もう既に2ヶ月ぐらい接骨院に通っているのにも関わらずこの為体なので、いい加減苛々してきているのも事実で、ゆっくり治しましょうと笑顔で声をかけてくる施術師の言葉も煩わしくなってきた。
何より、行くたびに2,000円のお金が消えてゆくのが心理的に大きな負担になっていて、財布に入れていたはずの万札がいつの間にかなくなっているのは実に堪える。
接骨院通いがせめて週1回で済むように、新しく入った南アフリカ人がさっさと仕事を覚えて、早く左手の負担が少ない工程に移動出来ることをいまはひたすらに祈っている。